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二重焦点(バイフォーカル)
二重焦点(バイフォーカル)レンズとは??

 1 遠くと近くがハッキリ線で分かれている遠近両用です。
このように小窓がついた遠近両用です。

知っている方も多いはず
特徴


遠くと近くがハッキリ見える。
ゴルフ・マラソンに使える遠近両用
遠くと近くをハッキリ分けて見たい方
累進(境目無し遠近)に慣れられない方
長所: 遠くと近くがハッキリ分かれているので使いやすい。歪みがないので慣れやすい。
短所: 境目がある。(レンズに線が入る)度数によっては、中間(眼前50〜80cm)が
見えにくくなり、境目で見え方が急に変わります。
 一般的なものの構造
 
B型二重焦点
 遠用部:遠くを見る為の度数部分
 近用部:近くを見る為の度数部分
小玉の部分の形  B型が一般的です。
A型:小玉上端が直線
B型:小玉上端が曲線
小玉部分のサイズ
B型25
女性または小さいフレームに最適
      
B型28
男性や大きいフレームまたは近用部を広くされたい方
ガラス・プラスチック素材があり 屈折率も豊富です。(超薄型PL1.67有)

 2 このようなシーンに最適です!
歯科医 研究職・検品検診作業
ゴルフやスポーツなど広い視野が必要でユレ歪みが気になる時 英文の横文字や設計図面など水平に鮮明な視野が必要な方
近業作業(彫金・工作・手芸)卓上と手先などをハッキリ見る事が必要な方 老眼鏡を使用し遠くを見るときにメガネをズリ下げて見ている方
文章など細かい文字の編集作業に 境目のない遠近(累進)レンズに慣れられない方。

 3 色々な種類の二重焦点(バイフォーカル)


B型 25/28 二重焦点の代表


一般的に多く使われています。


ワイドタイプ 34/45


近くの視野を確保

 
ポイント丸型 15/24


スポーツなどの遠方重視


シームレス



小玉の線がありません。

EXタイプ 近方重視


遠方・近方を半分の割合に

三重焦点(トライフォーカル)

 

遠・中・近距離の3つ焦点
パイロット専用オーダーメイド
(特別製作)

その他の種類(サングラス)



調光タイプ:室内では無色屋外では
サングラスに色が変わる。



偏光タイプ:釣り・ドライブなどに最適な
最も眩しさを防ぐサングラス。 


 4 実はかわいそうなレンズです。 
@ 売られていない製品?
残念ながら二重焦点(バイフォーカル)レンズを販売している眼鏡店は10店に1店程度。
更にお客様に推進しているお店はほとんどありません。
  • ワンプライス・スリープライスのディスカウンター店では、取扱いはほとんどありません。
  • 一式セットに二重焦点がつくことはありません。
  • チェーン店などでも勧められることはほとんど無くなりました。
A その理由は??
  • 加工が難しい??(技術的に多少加工時間が必要です) 
  • 原価が高い・・・利益率が低い
  • 今では、レンズに詳しいお店でしか提案・販売が出来なくなった製品です。
  • 仕様の説明や選択などの提案に経験・熟練が必要。
    細部の仕様(度数設定・小玉の位置)を検討するレンズです。簡単には販売できない
    オーダーメイドレンズです。
B 忘れ去られた遠近両用レンズ

境目の無い遠近両用(累進)

境目のある遠近両用(多焦点)

  • 今では遠近両用レンズは境目のない遠近両用(累進多焦点)的となり境目あるタイプは忘れ去られています。
  • 30年前に開発された遠近(累進タイプ)を普及させようと、境目が目立つ二重焦点レンズはマイナス面を強調され、また高さや度数設定などの難易性から眼鏡店も、その機能を見放しました。
  • 『遠くと近く 見たいものがハッキリ見える』非常にシンプルな機能を兼ね備えています。

累進タイプ(境目なし)の側面のユレ・歪み、視野の狭さに『納得できない方』『仕事柄見えなくてはいけない方』『見栄えより機能(見え方)を優先される方』そんなプロ仕様のレンズです。