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●紫外線
人間が見ている可視光と同じ電磁波の一種で、紫色の光より波長の短い180〜380nm(1nmは 1/1,000,000mm)の範囲をさします。
人間は直接見ることができませんが、エネルギーが大きく限や皮膚に対する影響は無視できません。
この紫外線は波長によって性質や人体に対する影響が異なるため、UV−A・UV−B・UV−Cに大別されます。
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●UV−A
長波長紫外線とも呼ばれ、ISO(国際標準化委員会)では315〜380nmの紫外線をさします。この紫外線は雲や窓ガラスも透過し、皮膚の深部に到達し、皮膚のシミやたるみの原因となりますが、それほと強い作用はありません
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●UV−B
UV−Aより波長の短い280〜315nmの紫外線です。このUV−Bは人体に対する作用は強く、特に眼に対しては白内障、翼状片、ぶどう膜炎、黒色種なととの関係が指摘されています。
本来、太陽からの∪∨一Bは大気の上層のオゾン層により吸収され、ほとんど地上には到達していませんでしたが、近年のフロンによるオゾン層の破壊により、地上への到達量が増加しており、人体に対する影響が無視できなくなつています。ちなみにオゾン層が1%減少することによって、紫外線量は2%増加するといわれています。
したがって、紫外線の眼に対する影響を軽減するためには、紫外線を透過しない眼鏡やサンクラスを装用することが効果的です。
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●UV−C
280nm以下の紫外線で、地球の大気により吸収され、地上にはほとんど到達しません。
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