1 レンズの基礎知識 |
眼鏡レンズは光の屈折や反射などを応用した光学レンズであり
屈折率(素材)・設計・表面処理(コーティング)により
構成されています。
したがって、レンズの評価や、グレード・価格設定はそれらの
総合性能で判断する必要があります。
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2 プラスチックとガラスレンズ |
眼鏡レンズはプラスチックとガラスレンズの2種類に大きく分けられます。
現在は軽くて丈夫なプラスチックレンズを使用している方が
圧倒的(99%)ですが、ガラスレンズも強度近視の方には
最高の薄さが実現できて透明度も高い為、根強い人気を保っています。
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長所 |
短所 |
軽い(ガラスの半分) |
キズがつきやすい |
割れにくい |
寿命が1年半から2年以内 |
カラー染色が豊富 |
厚くなることがある |
ふち無し枠に対応 |
熱に弱い |
設計・コーティングが豊富 |
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長所 |
短所 |
キズに強い |
重い。 |
透明度が高い
(にじみが少ない) |
割れることがある |
耐久性3年くらい
(プラスチックの倍) |
加工・染色に制限あり |
強度近視の方、
最高の薄さ可能 |
新設計の開発が少ない |
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3 ガラスレンズを見直そう |
本当は『驚異の解像度!』カメラマンなどのプロ仕様の眼鏡や、
シャープな視界をご希望の方にお勧め致します。
透明度の高い見え方をご希望される方は、ガラスレンズがお勧めです。
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4 どちらが良いの?? |
@一般的には軽く・割れない(安全)・種類が豊富なことから
プラスチックレンズを選ばれるのが一般的です。
Aガラスレンズを選ばれる方は
*強度近視の方で『出来るだけ薄くしたい』
*キズ・ホコリ・熱に強い事から耐久性を重視される方
*見え方の透明感にこだわる方 など
Bどちらが良いとは言えません!
ご要望・用途・こだわりに応じて選べることは確かです。
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5 特殊な素材・メガネレンズの条件 |
@ポリカーボネイト(1.59素材)
*耐衝撃性のあるレンズ
*通常のプラスチックレンズの10倍の強度
*ふち無しメガネやスポーツゴーグルなどに
ANXT・フェニックス・トリロジーなど(1.53素材)
*耐久性・キズや劣化・歪み・収差などの見え具合など
ポリカーボネイトを超えた素材
Bポリアミド・アクリルレンズなど
*出来合いのサングラスなどの素材
*度付の眼鏡レンズでは使用されていません。
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眼鏡光学レンズの条件
*透明度が高く均一である事 *加工性が良い事
*耐衝撃・耐熱・耐擦傷・耐久性・耐薬品・耐候性などに優れ
経年変化が少ない事。
*屈折率・アッベ数・比重などのバランスが優れている事。
レンズメーカーは日々最新レンズを開発しています。
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