2 眼とレンズのメカニズム |
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調節休止状態で光のピントが網膜に合う為、遠くのものがはっきり見える。
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調節休止状態で、遠く(5m以上)からきた光(映像)が、 角膜(40D)・水晶体(20D)のプラスレンズを通して、 網膜に焦点が合う眼を指します。 遠点は無限大∞。 虫眼鏡で太陽の光を黒い紙の一点に集める様な状態です。 |
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水晶体の屈折力が強い(屈折性)・角膜から網膜までの距離が長い
(軸性)などの理由でピントが網膜の前で合う為、遠くがぼやけます。 |
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眼前有限の距離から発する光は網膜上にピントが合う為、
近くのものは良く見えます。 |
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マイナスレンズで光を広げ、ピントを網膜上に合わせます。
眼前に焦点が合っている状態を(−)レンズで補正し、
遠くを見えやすくしています。
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水晶体の屈折力が弱い(屈折性)・角膜から網膜までの距離が短い(軸性)などの理由で
ピントが網膜の後ろで合う為、遠くがぼやけます。(調節休止状態)
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水晶体に調節力がある場合には、調節力を使って遠くの物にピントに合わせる事が
出来るので、遠方視力が1.0〜2.0など出ます。
その分、常に調節力を働かせている為、目が疲れやすいのが特徴です。
度数・程度にもよりますが30代後半から近くが見えにくくなります。 |
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プラスレンズで光を集め、ピントを網膜上に合わせます。
眼後に焦点が合っている状態を(+)レンズで補正し、遠くを見えやすくしています。 |
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角膜や水晶体が円形ではなく、ラグビーボール状の形をしています。
その為、ピントが一点に集まりません。眼の疲れ、線がにじんで見えたりします。
網膜より眼前に2つの焦点がある場合には、近視性乱視。
眼後の場合には遠視性乱視。前後に焦点がある場合には、混合乱視と言います。
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乱視のレンズで一定方向の屈折を強めることで、
2つの焦点を1つにして網膜上にピントを合わせます。
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老眼の症状としては・・・ 1.新聞・本などを読むときに遠ざけてしまう 2.暗いところで、文字が見えにくい。 3.長時間のパソコンなどで、眼が疲れを感じる。 4.近視の場合メガネを外すと読みやすくなる。 |
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