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A遠くと近くの度数の差〜加入度ってなぁに? 前編〜
加入度とは、遠くを見る度数と近くを見る度数の差
AとBの差が加入度です。

累進レンズ加入度仮想イメージ
【加入度を強くすれば、近くは見やすくなります】 ただし・・・ご注意下さい!
加入度が弱い場合には、遠・中・近の視野が広く、
ユレ・歪みがほとんど気になりません。
初めての遠近両用でも慣れやすく快適です。
遠近両用を初めて試したい方は、
低加入の段階がオススメです。

※中間視野:横幅25mm位 近方視野:横幅30mm位
やや側面にユレ・歪みを感じます。
初期装用の方は慣れるまでに練習が必要。
ワンランク上のレンズグレードをオススメします。
快適視野が次第に狭くなります。

※中間視野:横幅12mm位 近方視野:横幅24mm位
遠・中・近の視野が狭くなり、ユレ・歪みを感じます。
初めての遠近両用にはオススメできません。
(弱い加入度で慣れてから、徐々に加入度を上げて
 いくことがオススメです。)
特に中・近の視野が狭くなる為、パソコン作業には不向き。
中近・近近レンズなどの使い分けをオススメします。

※中間視野:横幅8mm位 近方視野:横幅15mm位


A遠くと近くの度数の差〜加入度ってなぁに? 後編〜
V.加入度を決める手順
遠方度数の決定
調節力の測定
近方(老眼)度数の目安の決定
遠近両用レンズの比較・体験
※近くが良く見えるメガネが快適と限りません。加入度が弱ければ、視野が広くなります。
加入度を弱くするには遠用度数決定が重要なポイントになります。
(近視は弱く、遠視は強めの度数設定)