お客様が使用したレンズのご感想をいただきました。

● SEIKO A-ZONE 1.67 5カーブ (セイコー エーゾーン 1.67 5カーブ)
  ※ そり角補正なし 両面非球面設計 カーブ選択可能(通常/3/5カーブ)

  作成フレーム : オークリー Bracket6.1 55□17 ブラウン
   そり角
  作成度数 : S -5.00D位

 初めてかけた瞬間、ちょっと「うわっ」って感じる。ユガミよりめまいのような感覚。仕事終了時、仕事用から換える際、目が回るような焦点が合わないような感覚を少しだけ感じる。少し不快感があるが、わずかな時間(数秒から十数秒)で慣れられる。

 その他、近くを見る際、焦点が合いにくい。所有している他のどの眼鏡でもこの感覚はない。

 また、今回のフレームは目に覆いかぶさるような形状で横方向の視野が広く、収差が大きい部分も見えてしまっているためか、より不快な感じがある。それでも両面非球面らしく、ハイカーブのなかではユガミは比較的よく補正されていると思われる。別フレームで、シースタイル使用時に感じた周辺部の度数が弱すぎる感覚はない(このフレームに関しては)

 慣れを要するが、使用可能。普通の眼鏡と掛けかえる人は、掛けかえるたびにちょっと慣れが必要になるかもしれない。


● Kodak SportMax 1.67 5カーブ(コダック スポーツマックス 1.67 5カーブ)
  ※ そり角補正あり 球面設計 カーブ選択(4/5/6/7/8カーブ)

  作成フレーム : オークリー Bracket6.1 55□17 チタン
   そり角
  作成度数 : S -5.00D位

 初めてかけた瞬間、ユガんでいるのか多少の違和感があるが、普段球面レンズも使用しているせいか、比較的早く慣れられた。仕事終了時、仕事用から換える際、ちょっと不快感がある。が、それは一瞬。周辺部にユガミはあるが、想像していたほど気にならなかった(かけられなくはない程度)。歩いていたり、顔を動かすと少しユレるような感覚はある、人によっては階段等が少し危険になるかもしれない。

 セイコーエーゾーンとコダックスポーツマックスの大きな違いは、パソコンや本などの比較的近距離の見え方。ソリ角の影響なのかコダックスポーツマックスの方が少々に楽に見える。試しにエーゾーンで針に糸を通してみたが、焦点が合いにくく、かなり難しかった。


● その他 ハイカーブフレームの注意点

 ハイカーブのフレームは顔に覆いかぶさるような状態になるため、顔がレンズに接触してしまう可能性がある。顔が平らな私は、レンズの端の方が、顔と接触してる(笑うと特に)。デモレンズではわからないが、強い度の入ったレンズを入れると、周辺部が顔に接近して接触してしまうかもしれない。
調整で、顔とレンズが当たらないようにすると、目とレンズの距離が離れて見づらくなってしまうかもしれない。

● その他 ハイカーブフレームの利点

 ・「かっこいい」かもしれない(イケメン限定)。
 ・目の周辺、視野の大部分をレンズが覆ってしまうため、フレームが視界に入りづらい。
よって、子供の頃、メガネをかけていなかった頃のように見えるような気がする(気分だけ)。


参考情報 : 普段使用している眼鏡
 ・通勤朝 : モードサンク(サングラスカラー) フレームRayBan製
 ・仕事中 : 0.50加入したライト3DAS シークリアブルーコート フレーム999.9製
 ・通勤帰り(夜)及び普段 : 今回作成レンズ フレーム オークリー製
   Bracket6.1 55□17 ブラウン セイコーエーゾーン
   Bracket6.1 55□17 チタン  コダックスポーツマックス


れんず屋で多様されている「ユレ・ユガミ」の個人的な定義
●前提
眼鏡レンズは中心より周辺の方が度数が強く感じてしまう。
近視レンズは物を小さく見えるので視野周辺に行くにしたがって物が小さく見えてしまう。
●ユガミ
歪曲収差をさす。
まっすぐのモノがまっすぐに見えない感じ。四角い物が、樽型や糸巻型に変形してしまう状態。近視の場合は樽型。
●ユレ(単焦点の場合)
顔を動かすと周辺→中心→周辺とモノの大きさが変わって見えるので気持ち悪くなる感じ。ユガミと合わさって、めまい?のような不快な感じ。