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●通常のレンズで撮影
水面の波がギラついています。 |
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●偏光レンズでの撮影
水面の反射が無くなり、水面下が見えます。 |
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●通常のサングラスの場合(無色のレンズにカラー染色されたレンズ) |
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●50%濃度のカラーレンズは、可視光線を約50%カット
●濃度に応じて可視光線をカットし、眩しさを減らします。
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水中は見えません。 |
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●偏光サングラスの場合 |
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●偏光膜が眩しさの原因「乱反射」をカット!
●視界がスッキリするので、見たいものがハッキリ見えます。
●水面の反射もしっかりカット!水中の魚も見えます。
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水中の魚が見える。 |
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●偏光レンズの構造 |
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『一般サングラス』
紫外線や光をカットできても、眩しさの原因である、光が反射したギラツキ(反射光)→【光のノイズ】はカットすることはできません。
裸眼と同様、長時間装用することで、目の疲れを発生させる原因の1つと言われています。
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『偏光サングラス』
偏光フィルムがギラツキ(反射光)→【光のノイズ】も紫外線もカットし、心地良い光を取り込むことにより目への負担を軽減させます。
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晴れた日のダッシュボードの映り込み |
通常レンズの場合 |
偏光レンズの場合 |
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濡れた路面の反射 |
通常レンズの場合
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偏光レンズの場合
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ゴルフ場では |
通常レンズの場合
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偏光レンズの場合
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●1長波の中で電場・磁場が上下・左右に振動
●自然光は下図のX軸Y軸が様々に均一に統合した光
●速度 1秒間に 30万キロメートル
●1秒間の振動数・・・周波数 波長が短い(振動数が高い電磁波)
●電磁波は電子を動かして物体に吸収される
可視光線は網膜の視物質の分子の電子に作用・・・光で物が見える原理
横波の電子エネルギーが吸収・・・偏光レンズの仕組み |
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光のひとつを抜き出した物(単独の図では偏光となる) |
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さまざまな方向に振動する光からひとつの方向にしか振動しない光を『偏光(ヘンコウ かたよった光)』と呼びます。
偏光膜は、一定方向の光を遮り、自然光を偏光にします。 |
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自然光が水面や路面などに反射した時はある程度、反射面に対して平行な方向に振動する偏光となります(部分偏光)
●水面の場合 35度 の入射角で最大となり完全な平面偏光(屈折率1.33ブリュースターの法則)
●路面や水面、スキー場の雪面などに反射した光は横波として反射します。
偏光レンズはその横波の反射をカットする機能がある為、眩しさから目を守ります。
縦方向の光は通すので、水中に届いた縦波の光が魚に届きその光の映像を見ることが出来ます。
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水面に入射した光は、一度、水分に吸収され光を再放出します。(水分子の中の電子が入射光の振動に合わせて振動し、その方向の光を再放出) |
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@偏光膜とは
ポリビニール・アルコール製・シート(ビニロンP・V・Aフイルム)
ヨード系の液を繰り返し塗布したフイルムを一定方向に引き伸ばすことで素材の分子がその方向に整列する(長い鎖状の炭化水素)。ヨードは長い炭化水素の鎖に付き、鎖の方向に沿ってのみ動ける伝導電子を供給する。
これに自然光が入射すると、光の電気ベクトル(波の電場の向き)の中で鎖に平行な成分は伝導電子に光の電場のエネルギーを与えて減衰し、それと直行する方向の光の成分は吸収されずにフイルムを通過する。
(伝導電子はそのエネルギーを他の粒子と衝突させ、熱エネルギーとして変換吸収される)
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A偏光とは
光は横波の電磁波です。その為、自然光は360°均一にいろいろな方向に振動しています。ある一定の方向のみに振動する光は偏光と呼ばれます。
水面や路面などに反射した光は横方向に振動する光が大半の横波に偏光となります。これが眩しさや、水中の視界を遮る原因となります。
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B偏光レンズの効果
そこで、メガネのレンズは偏光膜を横方向(水平方向)にします。
ギラツキのある反射光は水平の横波の為、これをカットする事が出来ます。また、自然光自体の横波もカットする為、比較的薄い濃度であっても濃度が示す%よりも減光し、眩しさをカットします。
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C偏光レンズに関する理解
●レンズ性能は非常に高いですが、偏光フィルムは、非常にデリケートなものであり、それをCR39素材に挟み込む事から、耐久性・耐熱性・耐水性など一般のプラスチックレンズよりも弱い面があります。
●加工上、フイルムを傷つける可能性がある為、ナイロール枠には対応していません。
●薄型1.60素材ではツーポイントなどに加工対応は出来ますが、膜の亀裂などの可能性がある為、お勧め出来ません。
●超音波洗浄器、水洗いなどにも注意が必要です。
●耐熱性も低い為、車内の放置などにも注意が必要な製品です。
●加工時には、出来る限り性能を維持する為、歪みを無くします。その為、小さめに加工したり、強制的にフレーム形状に合わせてヤゲンカーブを設定加工します。
夏場、レンズ膨張で偏光膜を痛めない為に、多少小さくなりレンズが動く場合もありますがご了承下さい。
デリケートな製品としての認識と使用・お手入れをすれば、最も高機能な眼を守るサングラスレンズです。
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その1 |
ナイロールフレームには加工出来ません!
(素材に関わらず一切お受けしていません!) |
その2 |
フチの無いフレームにもオススメ出来ません!
(ご希望の場合には1.60素材のみ承ることがあります) |
その3 |
水に弱いので、洗浄器などでの長時間の洗浄は危険です。
(偏光膜が剥がれたり、浸水します) |
その4 |
加工は小さめ・慎重に! フレームカープにレンズを合わせます。
(カットしたレンズ形状に少しでも無理が掛かると偏光膜が歪みます) |
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T ナイロール加工での偏光膜の破損状況 |
偏光レンズは、レンズの間に偏光膜が挟み込まれています。 |
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ナイロールプレームの場合にはレンズの側面に深さ1.6mm×幅0.6mmの溝を掘ります。
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偏光レンズに溝を掘る事で、溝堀カッ夕ーの刃が偏光膜にあたり、傷を付けます。
※中央の白い部分は偏光膜が無くなっている→ |
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この様な事が起きたり、この場所から浸水する可能性がありますので当店ではナイロール枠には偏光レンズを加工していません。
※偏光膜のヨウド成分が水に溶けしみの様に変色する |
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U フチ無し枠への穴あけ加工と歪み 破損した場合
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偏光レンズに穴を開ける場合には、偏光膜をドリルが貫通します。
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穴の拡大写真
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1.6素材ではある程、強度を保てますが1.50素材などではもともとの素材自体に強度がない為破損の可能性から加工をお受けしていません。
実際に偏光レンズを破損させた写真→ |
CRの破損写真 |
また、レンズをとめる場合にはレンズに圧力が掛かり、ねじ周辺部では偏光膜が歪みます。
※特殊なフィルターを使い撮影 実際には変色などは見えません。
ねじ周辺部の偏光膜の歪み写真→ |
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●レンズメーカー・製品の性能差について |
『ほぼ、性能差は無いと思っています』 |
一部の廉価版のポリカ素材サングラスレンズなどと比較した歪み写真がHPなどにありますが同じCR素材で加工された製品同士ではメーカー・製品に大差はないと判断しています |
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●高い価格のレンズが高性能? |
『一概にそうとは思ってません』 |
当店では取引量・原価価格に応じて販売価格を設定しています。販売数が多い製品は原価が下がる為、販売価格が下がります。反対に販売数の少ない製品や特殊品(ハイカーブ)(累進)などは高価格な設定になっております。したがって、高価格品=高品質ではありません。 |
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●では、どうやって選べばいいの? |
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◆製品・カラー選択ついて
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『あなたの目で体験・比較して最良品をお選び下さい』 |
このカラーはこの様な方へ、こんな状況ではこのレンズが良いなどの掲載がありますがカラーに対する見え方は個人差が非常に大きいものです。染色レンズと異なり、偏光レンズは機能レンズです。見られた時のイメージで選択するのではなくサンプルレンズを実際に比較してあなたの眼にとって見え心地の良い物を選ぶ事が本来の選択方法です。
出来るだけ多くのメーカー種類のサンプルから選ぶ事が最良の選択の方法となります。 |
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◆種類・素材選びについて |
素材1.50、薄型1.60は度数・フレームの大きさによって厚みの差が起こります。店頭で厚みの予測が出来ますのでご参考にして下さい。また、ツーポイントなどのフチ無し枠には薄型1.6素材をお選び下さい。 |
プラスチック・ガラス・ハイカーブ・遠近など選択は機能・目的が異なりますので簡単に選択が出来ます。
・一般的には、プラスチック単焦点が主流です
・キズなどが付く環境下でしたら、ガラスレンズ
・フレーム形状に応じては、6/8などのハイカーブレンズ 注意:見え方の低下、度数制限あり
・遠近両用ご希望の方は 累進または二重焦点をご選択
各々の見え方比較をしてからの選択 特に累進タイプはヽ累進帯長の比較も重要となります。 |
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●ナイロール枠には絶対に加工出来ないの? |
『不可能ではありません』
ヤンガ一社の偏光膜は密着度が高い為、側面のコバ厚がある程度あればナイロール枠にも加工対応出来ます。しかしながら、加工時や使用中に膜の破損の可能性がある為、当店では表記上加工はお断りしています。(強いご希望のある場合には個別で度数やレンズの厚みなどを検討します)
ツーポイントなどのフチ無し枠の加工についても同様にお勧めしていません。
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