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遠近両用Q&A
ここでは、遠近両用についての良くある質問にお答えします。
初めての方、ご購入前に不安のある方、買い替えをお考えの方など、
各項目ごとに分かれていますので、ご覧になりたい項目をクリックして下さい。
T.まったく初めての方へ
U.ご購入前に不安のある方へ
V.ご購入方法について
W.ご使用中の方・買い替えの方
X.レンズ選択のポイント
Y.見え具合が悪い。こんな時は・・・
遠近両用Q&Aでは皆様から寄せられたご質問の中から、代表的なもの、
特に多く寄せられる疑問・質問を随時追加掲載しております。
掲載されていない事例の場合には、メール・お電話にてお気軽にお問い合わせ下さい。
なお、各項目内に出てくる言葉の意味は用語集をご参考下さい。

Q.1 『遠近両用レンズってシニアレンズ?』
A.1 ※良く聞かれる質問です!・・・お答え『違います!』
   ・快適に遠くから近くまで見たい方
   ・目に負担を掛けたくない方
    このような方が使う高機能メガネレンズです。

Q.2 『いつから使うものですか?』
A.2 ※何歳からのレンズという概念はありませんが眼の負担や疲れが出やすい
     35歳〜40歳位からの早期装用がおすすめです。
    ※10代用・30代用などがあるくらいです。
     できるだけ早い方が、慣れやすく・快適にお使い頂けます。
      (眼が疲れるなどの症状を我慢している方、お急ぎください)
     (眼に負担を掛けたくない方は、アシスト設計レンズがおすすめ!)

Q.3 『アシスト設計レンズてなあに?』(遠近との違い)
A.3 ※お手元のものを見るときに使う目の力『調節力』をアシストし、
     眼精疲労を軽減する専用設計です。
     製品名 HOYA『リマーク』 Nikon『リラクシー』など
    ※境目の無い遠近両用レンズとアシスト設計レンズは共に、
     累進レンズとして同じものです。
     (遠く・中間・近くが見やすい度数が1枚のレンズに)
    ※遠近両用の初心者コースと思ってください。
     慣れ易い ユレ・歪みが感じない 遠方重視のレンズです。

Q.4 『境目が見えるレンズ?』(線が見えるのはいや!)
A.4 ※ご安心下さい! 遠近両用累進レンズに境目はございません。
    ※遠近両用の分類は 2種類
     境目のある二重焦点レンズ(レンズの下に近くを見る部分が見える)
     境目の無い累進レンズ(全く境目のない普通のレンズです)

Q.5 『見え方の体験はできますか?』(私が使った方が良いレンズなの?)
A.5 ※皆様の視力に合わせて、実際の見え方を体験できます。
   ※購入する為に体験するのではなく、体験・比較をして自分に最適と思って頂ける
     製品がありましたら、ご購入を検討する製品です。
     ご来店頂ければ、ご体験頂けます
     ・各種レンズの性能比較
     ・見え方 ユレ・歪みの程度 視野の確認 など

U.ご購入前に不安のある方へ
Q.1 『価格は? いくらくらい?』
A.1 ※パソコンと同じように製品の品質・性能によって金額は異なります。
    当店価格(2枚一組) ¥12,000〜¥100,000以上
    『高いレンズが最適な良いレンズとは限りません』
    目的の改善や眼の状況・用途によって選ぶレンズは異なります。

Q.2 『フレームの大きさに制限があるの?』
A.2  『あります!』・・・縦幅が最低30mmは必要です。(推奨)
    一般的な遠近両用レンズでは小さなフレームでは本来の性能が
    発揮されないことがあります。(累進帯長13〜15mm)

Q.3 『小さいフレームではつくれないの?』
A.3  『小さいフレームに対応の累進帯長が短い遠近両用レンズもあります。』
    長所  最短 24oの縦幅のフレームから対応できます。
    短所  側面にユレ・歪みが出やすいので加入度の低い方に推奨です。

Q.4 『本当に快適なレンズなの?
Q4  『すべての方に良いレンズとは思いません!』
     でもしっかり体験・比較して最適な5つの基礎事項をあなたの眼で
    確認すれば、ほとんどの方の快適な視生活のアイテムになります。
    5つの基礎事項(情報) (選ぶのはあなたの眼です!)
     ※度数の設定(遠用度数・加入度)
     ※設計 レンズの種類
     ※累進帯長
     ※インセット設定(目的作業距離)
     ※アイポイント設定(フィッティング)

Q.5 『不安 調子が悪かった人の話を聞いた』
A.5  『調子が悪い遠近両用レンズを使われている方はたくさんいます』
     でも、製品が悪いのでしょうか? 設定が悪いのでは?
     確かに弱点・短所はあります。
     「ユレ・歪みがでる」 「快適視野に制限げある」
     この弱点・短所を克服して、快適性を追求する為に、
     あなたの眼と情報が必要ではないでしょうか?先入観より体験を!

V.ご購入について
Q.1 『度数を決めたり、体験したりする時間は?』
A.1 ※『まずは、1時間!』と思ってください。
    遠近について初めての方、じっくり比較・検討したい方は
    最低1時間は必要です。
    ※10分でも出来ます。でも、良いレンズをご提案することは出来ません。
    (医療用具を簡単に決めることはできません)
    [選択方法の手順]
    1 問診 (使用目的・不満・不自由さ・現状をご確認します)
    2 メガネ歴の確認(今お使いのメガネの状況・種類・設計のデータ記録)
    3 事前測定(お持ちのメガネでの見え方・効き目・調節力)
    4 視力測定または眼科処方箋での見え方の確認
    5 度数の設定 加入度数の設定(仮設定)
    6 各種レンズの製品特性を説明 比較・体験⇒候補を絞る
    7 遠用重視?近方重視? 見え方重視 慣れ易さ重視など検討
    8 最終 レンズ選択と累進帯長選択 (メーカーと製品)
    9 最終 遠用度数・加入度の比較選択
   10 屈折率・コーティング・カラーなどのオプション
   11 フレーム選択 アイポイント設定(フィッティング)
   12 使用方法・メンテナンス・注意事項のご説明
    お見積もり⇒ご検討ください
    遠近両用レンズの体験の最低必須項目です。 10分では出来ません!

Q.2 『通信販売は出来ますか』
A.1 ※『通信販売は可能ですが当店では実施しておりません!』
    [Q1]の[選択方法の手順]は実際に測定・体験・比較を店頭で
    一つずつしなければ、決して良い遠近レンズは出来ません。
    ひとつの項目がなくても正確な製品は出来ません。
    ※遠方地の方は上記[選択方法の手順]をして頂けるお店での体験をお勧め致します。

Q.3 『保証はあるの?』(使ってみて調子が悪かったときは・・・)
A.3  『ギャランティー付の遠近両用レンズがあります。』
    メーカー保証付製品・・・調子が悪い場合には無償でレンズを交換出来ます。
    (1か月以内)
    当店 保証付レンズ・・・『れんず屋』での独自基準で上記の保証をします。
                   安心して、ご相談ください。

Q.4 『出来上がりは何日位?(納期)』
A.4  『通常1週間くらいです』
    ※遠近両用レンズはすべて、ご注文をされてからメーカーがひとつひとつ
     作製を開始します。(納期 5日〜10日)
     『ご注意ください!』・・・『キャンセルは出来ません』
   ※納期を短縮する為、オンラインで直接工場に注文・作製にはいります。
     [変更やキャンセルは15分以内!] ほとんど受けれません!
      ご依頼前に、十分にご検討してください!
   ※お客様のキャンセルに対応する為、数日注文をしないで様子を見る店も
     ありますがその分、出来上がりが遅れます。

Q.5 『良い買い物をするには?』 これだけは知ってください!
A.5 『せっかく作るのだから、良い製品を購入したい!』
    そのためのポイント⇒『体験・見積もり希望の一言を!』
   1 メガネを出来るだけお持ちください (合わない物・使っていない物全て)
   2 時間を十分にお取り下さい(最低1時間は必要です)
   3 当HPを[遠近両用レンズの構造] ⇒ 『5つの基礎知識』は重要
     ご理解下さい!『加入度が低く、累進帯長が長いメガネは慣れ易い』こと
   4 簡単です! 『遠用度数と加入度の関係を数値(度数)で比較して』
     十分にご説明します・・・スタッフに任せないで下さい
   5 ご予算を明確に! グレードの違いで価格は異なります。
   6 ご購入のつもりではなく、体験・比較して検討してからご決断を!

W.ご使用中の方・買い替えの方
Q.1 『見えにくくなった!』 どこがどんな風に?買い替えが必要?@
A.1  『まずは原因の確認を』
   ※見えにくいと言うご相談がよくあります。
     遠くが見えない・・・遠用度数が合わない??
     近くが見えにくい・・老眼が遠視へ進行??
     全体が見えない・・・コーティングは??
     違和感がある・・・・フィッティング・調整は??
    まずは原因を確認するために、ご来店をお待ちしています。
    ※他店購入品の調整や原因の確認などもお気軽にご相談下さい。

Q.2 『調子が悪い! 違和感が!』買い替えが必要?A
A.2  『掛け具合(フィッティング調整)の調整で大半は解決します。』
    遠近両用レンズは非常にデリケートです。
    掛け具合いが少しでも(1mm)悪いと、見え方が低下します。
    『近くが見えにくい!』 『足元が浮き上がる!』
    『側面が歪む!』 『頭が痛くなる!』 『長く掛けていると疲れる』
    この様な症状はメガネのズレや掛け具合に原因があります。
    遠近両用レンズは定期点検が必要です。
    調子が悪くなる前に『フィッティング・調整』が必要なアイテムです。

Q.3 『新しくレンズを交換しようと思いますが?』買い替えが必要?B
A.3  一般に、レンズを新しくする際には、加入度が高くなります。
    同一の条件で加入度が高くなると遠近両用レンズの性能は、低下します。
    ※ユレ・歪み・広い視界など快適性・慣れ易さの為に
    ワンランク上のグレードのレンズをおすすめします。
    ご使用中の遠近レンズには製品種類や度数などが見えない様に記載されています。
    そのレンズのグレードを基準としてご提案させて頂きます。

Q.4 『使い分けってどういう事?』 (中近・近々レンズ併用)
A.4  ※パソコン専用・読書専用などのレンズと遠近両用のメガネを併用する事で
    さらに快適な見え方を実現できます。
    ※遠近両用の買い替えをするうちに、加入度が2.25Dよりも高くなると
    中間部・近用部の視野が狭くなり、パソコンのモニターなども見にくくなってきます。
    (グレードの問題ではありません)
   ☆中近レンズ・・・室内専用になりますが遠近両用に比べ、
              視界がワイドになり、歪みが少なくなります。
   ☆近々レンズ・・・デスクワーク専用レンズです。
              パソコン画面・書類を見るなどに最も適しています

Q.5 『使っているレンズを違うフレームに入れたい』(遠近枠替え)
A.5 レンズの枠替えは技術的には可能です。
    しかし、遠近レンズの場合には特におすすめしていません。
    理由・・・遠近両用レンズはその方の眼の位置やフレームに合わせて作られています。
         (位置や角度)
         再加工時に、多少ズレが発生するためです
   ※同じレンズなのに見え方が低下する事が多いため、
     緊急時を除いてはお受けしていません。

X.レンズ選択のポイント
Q.1 『私にあったレンズは?』@
A.1  ※遠近レンズには、性能・品質の違いで各種グレードに分かれます。
    『プレミアム』
    『ハイグレード』
    『アップグレード』
    『スタンダード』
    『ベーシック』
    その他 『特殊』 『アシスト設計』
    選択のポイントは・・・
    1 今お使いの方は、同等のグレード以上から選択
    2 加入度が高ければ、上級製品。低ければ、ベーシック・スタンダードクラスで十分
    3 ユレ・歪み、視野の広さをこだわるなら、上級グレード
    4 価格重視なら、出来るだけ加入度下げる様に、度数設定を慎重に選択
    5 まずは、沢山の種類のレンズを度数を変えて体験して下さい。
    ※最適なレンズ選択は『あなたの眼』でしか、選べません!

Q.2 『私にあったレンズは?』A〜遠用度数・加入度を決める際には〜
A.2  『遠く・近くがハッキリ見えるレンズより、快適レンズの選択を!』
    [加入度が強すぎる人がたくさんいます。]
    視力の測定時に遠用度数・加入度を決めます。
    ●遠用度数(遠くの見え方を決める度数) ●加入度(近くの見え方を決める度数)
    ※一般に遠くも近くも見やすくする方がよいと思われますが、ここが
    一番注意が必要なところです。
    『見やすいですか?の問い掛けで、どんどん加入度を強く設定する方が
    大勢いらっしゃいます。』 ユレ・歪みが強く、視界が狭くなります。
[ポイント]
    ※近視の方の場合(もともと近くが見やすい眼の状態)
    出来るだけ近視を残す(弱めの度数に)と少ない加入度で治まります。
    [最高視力の最弱度数](満足出来る範囲で最も近視の度数を弱く)
    ⇒遠方の見やすさを追及する程、近くが見にくくなります。
    ※遠視・正視の方の場合(もともと遠くが見やすい眼の方)
    出来るだけプラス度数(近視の状態)を強くする
    [最高視力の最強度数](満足出来る範囲でプラス度数を強くする)
    ⇒遠方が少しぼやける位だと中間視〜近方視が楽になり加入度を低く
    設定しても見え方が落ちません。
    視力測定・度数選択の際には、必ず、強めの加入度と弱めの加入度の
    見え方体験・比較をおすすめします。

Q.3 『私にあったレンズは?』B〜『累進帯長』が違えば見え方が変わる〜
A.3  製品・度数・加入度などが全て同じでも、『累進帯長』によって見え方に違いが出ます。
    『累進帯長』 遠くを見る部分と近くを見る部分までの距離
長所・短所・特徴 累進帯長
短い 小さいフレーム対応可能回旋角が少ない
ユレ・歪みが出やすい
8〜12mm
普通 一般的なレンズ・バランス重視 13〜15mm
長い ユレ・歪みが少ない大きなフレーム対応
視野が広い回旋角が必要
16mm以上
    一例  製品には一般に2種類以上の累進帯長があります。
    HOYA MSV  11mm 14mm 16mm
    Nikon プレシオパワー  12mm 13mm 14mm
    SEIKO パシュートCV  10mm 12mm 14mm 
    東海光学 グラナス  11mm 12mm 13mm 14mm 15mm  など

    [ポイント]
    1 累進帯長の短いレンズは、ユレ・歪みが出やすく、視野が狭くなるます。
    加入度が高くなる場合にはおすすめ出来ません。
    小さいフレームにも対応出来ますが必ず見え具合の確認を
    2 運転・スポーツ・アウトドアなどでお使いの方は長めのタイプがおすすめです。
    3 フレームに制限がなければ、バランス型の13〜15mmのものがおすすめ。
    4 選択の際には同度数・同加入度で見え方の違いを体験して下さい。
Q.4 『私にあったレンズは?』C〜アイポイントは重要です!〜
A.4  遠近両用レンズはその中心を確実に眼の瞳孔にミリ単位で合わせる事で
    性能が左右されます。 
    1 しっかりと調整・フィッティング・してから水平瞳孔中心を測定する必要があります。
    2 掛け具合の悪いメガネ、フィット感のないフレーム、
      調整の出来にくいフレームは遠近両用レンズには向きません。
    3 全ての選択が良くても、アイポイントがズレてしまったら
      調子の悪いメガネが出来てしまいます。
    4 通販が出来ない理由は体験比較とアイポイントの確認が出来ない事にあります。
    5 購入店・担当者選択の際にはご注意下さい。

Q.5 『私にあったレンズは?』D〜まとめ〜
A.5 『こだわりをもって「あなたの眼」でお選び下さい』
    遠近両用レンズは、ほぼ全ての方がお使いになるレンズです。
    『これから使われる方』『既にお使いの方』 眼の状態や眼鏡歴も違い、
    使用目的や違和感の感じ方など全てに個人差があります。

    品質・性能にも製品差があります(グレード)
    度数の設定、アイポイント、累進帯長の選定でも見え方は変わります。
    機能がある以上、度数さえ合えば、無いよりは遠くも近くも見えるメガネ
    レンズですが使用者の感想はそれぞれです。
    「快適な人もいれば、使えなかった人もいます。」
    多品種・多機能な製品が毎年、開発されているのに60%以上の人が
    10年前の設計のレンズを使用しているのが現状です。
    遠近両用レンズはそのほとんどを使用者が体験・比較しなくては選択
    出来ない製品です。
    1 まずは事前情報の確認と十分な体験時間を取って下さい。
    2 眼鏡店では、購入する前提よりも体験・比較・十分に説明を受けられる事を
      確認して下さい。
    3 『安いレンズではありません。 高ければ良いわけでもありません!』
    4 ひとつづつのステップを比較していけば、必ず快適なレンズは見つかります。
    5 眼鏡店や店員に任せても良いレンズは見つかりません。
      眼鏡店の技術者は最適レンズ選択のお手伝いをする存在です。

  T まったく、初めての方へ・・・『思い・考えるより、先ずは体験して下さい』
  U 購入前 不安のある方へ・・・『価格・制限・調子が悪かったら?』
  V 購入方法について・・・『選択の手順・保証・納期・お見積もり』
  W 現在使っている方 買い替えの方へ・・・『見えにくい!原因・買い替え・使い分け』
  X レンズ選択のポイント・・・『私にあったレンズは? ポイント@〜D
  Y 見え具合が悪い こんな時は・・・『フィッティング・調整で改善!』

Y.見え具合が悪い。こんな時は・・・
Q.1 『フィッティングってなあに?』@ 掛け具合って大事なの?
A.1 近視・老眼などの単焦点レンズと異なり
    遠近両用レンズは掛け具合で見え方が大きく変わります。
    ⇒調整時に確認する事項の一例
    ※アイポイントの高さ(レンズの設定 高さ)
     [高い⇒遠くがぼやける 低い⇒近くが見にくい]
    ※角膜頂点距離(眼からレンズまでの距離 通常は12mm位)(近い方が良い)
     [離れ過ぎ⇒歪む  近すぎ⇒近くが見えにくい]
    ※反り角(フレームの前面カーブ)
     [左右対称 多少外反りが望ましい]
    ※傾斜角(フレームの前面を10〜15°程度の傾斜が望ましい)
     [少ない場合 視野が狭くなり ユレ・歪みが感じやすい]
    もちろんこれ以外にも、メガネの左右の高さやレンズの加工状態、コーティング
    など見えにくい原因はたくさん考えられます。
    しかしながら、フィッティング調整で大半の改善はできます。
     [遠近両用レンズは定期点検が必要なアイテムです]
    当店販売製品以外でも単焦点レンズ・サングラスでもお気軽にお持ち下さい。

Q.2 『フィッティングてなあに?』A 調整しても直らない
A.2 掛け具合の調整・フィッティングをしました。
    でも調子が悪い! 慣れられない!
    しばらく様子を見ても快適な見え方にならない場合には、
    他に原因があるかもしれません。
    まずは販売店にご相談をっ! 我慢しても治りません!

Q.3 『度が合っていないのでは?』 『今までの見え方の方が良い!』
    (フィッティング・調整をしても改善しないときは)

A.3 調整以外の原因には
    ※今までのメガネから度数を変化させた場合(遠用度数設定)
    ※加入度が強すぎる(弱すぎる)
    ※設計・累進帯長の変化
    ※アイポイントの設定
    これらの場合には、再度、視力測定後、各種レンズの見え方を体験・比較
    する必要があります。
    再度、見え方比較を実施して改善ができる様でしたら交換になります。
    [有償・無償について]
    ※メーカーがレンズ度数の変更を無償対応する製品があります。
    ※当店では、これに追加して当店独自の無償交換ギャランティー製品がございます。

Q.4 『黄色や赤い線が見える?』 こんな体験ありますか?
    (色収差が原因では??)

A.4 遠近両用レンズは周辺視(下方視)をする事が前提のメガネです。
    レンズを斜めに見る事で、色収差の影響を受けやすくなります。
    色収差・・・レンズは厚みの異なるプリズムの集合体です。
          そのため光が虹の様に、にじむ現象を色収差と呼びます。
    度数の強い方、大きなフレーム・低いアッベ数のレンズの場合、
    遠近両用レンズは影響が出やすくなります。
    アッベ数・・レンズの素材(屈折率)によって異なります
    [PLの一例] 1.50  1.60  1.67  1.70  1.74  1.76
      アッベ数  58    42   32    36   33    30
    (数字が大きい程 色収差が少ない素材です)
    収差の感じ方には個人差があります。 黒い線や文字などの下に黄色や赤の
    にじみが感じる場合にはアッベ数が低いことが原因と考えられます。

Q.5 『今までのメガネの方が見やすい!』 (遠近両用レンズは万能??)
A.5 遠近両用は遠くを見るレンズで近くも見えるレンズです(遠方重視)
    そのため、加入度が上がる場合には必ず前のメガネより視野が狭くなり、
    ユレ・歪みが強くなります。
    『グレードを上げても限界が!』 『度数設定にも限界が!』
    遠近両用レンズにも限界はあります。

    低加入 →→→ パソコン画面も  ゴルフもOK!
    中加入 →→→ ゴルフ、スポーツには不向き
    高加入 →→→ パソコンの画面、デスクワーク読書は不向き

    目的に合わせて、レンズの使い分けが快適性のポイント!