1.現在ご使用中の調子の良い遠近両用レンズ HOYA『FD』
※累進帯長  11ミリ  ※S-8.00 加入1.50
※両面複合累進設計(ハイグレード設計)
2.今回のフレームは天地24ミリの為、SR(8ミリ)でないと対応できない。

フレームの天地幅24ミリ
レイアウト上近用部が全く入らない 大半の近用部が入りレイアウト上問題なし
14ミリの場合


3.このままでは『FD』有利!
同条件(同じ度数)での同時併用使用では、『バリアルSR』の見え方違和感の可能性が!!

※使用中のレンズの方が慣れている!
※累進帯長が長い方が中間視野が広い!
※フレームが大きい方が視野が広い!
※両面のハイグレード設計を使用している!

4.天地幅24ミリのフレームをお使い頂ける様に『SR』仕様を検討!
※度数変更 S-8.00D→S-7.75Dへ
  遠方視力の低下がほとんどない。
  近方の見え方は下げたくない。
  中間視野の向上
※加入度を下げる  ADD(加入度)+1.50D→+1.25へ
  加入度による、歪みを低減させる
  中間視野をを広げる

5.実際の加工状況




6.出来上がりのご感想

一週間お使い頂いての感想

結論 『FD11ミリの方が楽に見える!』
  ※『遠くを見た時の側面がぼやける』
  ※『近くは見えるが、疲れる感じ』
  ※『FDの方が遠くと近くの見え方が自然』

7.店からのコメント
原因の検討

 ※累進帯長の 11ミリ → 8ミリ
 ※設計の違い?
 ※フレームの天地幅?

再度の検証 ギャランティを使用して
〔バリアルSR8ミリ →バリアル12ミリへ仕様変更〕

※近方部分は多少切れるが累進帯長を長くして体験・比較して頂く
近用部分が入らないので加工できない 12ミリのタイプで加工した場合のレイアウト
近方視としてはギリギリ?

※天地幅24ミリのフレームでは推奨はしておりません。

今回は検証の為に実施しております。

引き続き 検証を開始します。

私自身も、同条件で、検証中です。  感想添付までしばらくお待ち下さい。

                             2007 11 14 『れんず屋』 古屋和義