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眼鏡店で『 遠近両用 』と言う言葉を耳にした事はありませんか?
以前は遠近両用=2重・3重焦点の事を指しましたが、現在ではほとんどの場合『境目のない累進レンズ』
の事を指す事が多くなっています。
しかし、今でも2重・3重焦点レンズは根強い人気があり、細かい作業をされる方にな大変重宝されています。
一般的には遠くと近くの見える2重焦点が多いですが、遠く・中間・近くの見える3重焦点もあります。
ここでは、主にあまり知られていない3重焦点を中心にご紹介させて頂きます。
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3重焦点をトライフォーカルと呼ぶように、2重焦点は「バイフォーカル」と呼ばれています。
当店では、「BF」(bifocal)と略称で記述する事が多いです。
bifocalは 「bi」=2・2倍の・2重のと言う意味で、「focal」=焦点の・焦点となっていると言う意味を合わせた
言葉です。 bicycle=2輪自転車、bilingual=2言語活用者と同じ使い方です。
以下の2種類がBFの代表的な設計になります。
小玉のサイズはA・Bタイプ共に主に25・28mmが最も多く使用されています。
他にも、TOPタイプ(小玉が円形)で6・12・15・16、A・Bタイプで20・34・35・45mmもあります。
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小玉の上部がまっすぐの、Aタイプです。 |
小玉の上部が弧を描いているのが、Bタイプです。 |
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読んで字のごとく、2重焦点は「遠く・近く」しか見る事は出来ませんが、
3重焦点は焦点を一つ増やす事で、「遠く・中間・近く」を見る事ができたり、
trifocalのtri=3・3重の意味で、「focal」=焦点の・焦点となっていると言う意味を合わせた言葉です。
Triangle=三角形 Triathlon=トライアスロンと同じ使い方です。
上記のように、通常はトライフォーカル=3重焦点を指しますが、
ここではちょっと変わったデザインの2重焦点も含めてご紹介もさせて頂きます。
※レンズの画像にカーソルを合わせて頂くと、各レンズのレイアウトがご覧頂けます。
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トライフォーカルの基本形がこちらです。累進レンズは慣れられないけど中間も見たい方へお勧め。
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左のトライフォーカルA型の、小玉上部が弧を描いて
いるタイプ。A/Bの区分けは2重焦点と同じです。 |
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トライフォーカルA型の小玉が35mmタイプです。
28mmより近くの見え方が広がります。 |
上の方も近くを見る方にお勧め。
パイロットや整備士など計器を見る方へ。 |
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実際にはリボンの形ではなく、A型の下方部分が切ってあるタイプです。足元もしっかり見たいと言う方にお勧め。 オルガンやピアノ奏者の方へ。 |
通常はレンズの一部分に小玉が付いていますが、
EXタイプはレンズの全面がトライフォーカル仕様に
なっています。 線(段差)はかなり目立ちます。 |
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小玉が目立ちにくく、境目が気になる方へオススメ。 他の2重焦点に比べ小玉のサイズは小さいですが、
ゴルフの時など、遠くを重視してたまに近くだけ見たいと言う時にオススメです。
左側の画像を見て頂くと、どこに小玉があるかは分からないと思います。右はイメージ図です。
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