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パソコン快適PCレンズ『ブルーライトカットコート』。短波長(青色光)カットコーティング。
ブルーライトカットコートとは、
無色なのに眩しさをカットするコーティング
1 ブルーライト(青白い光、短波長)とは?

 可視光(波長 380nm〜780nm 人間が見ることの出来る光)の中で、波長の短い 380nm〜500nm の光が、ブルーライト(青白い光)です。
可視光線(380nm〜780nm)

2 ブルーライト(青白い光)が目に及ぼす影響は?

 紫外線(波長 10nm〜380nm UV-B:280nm〜315nm UV-A:315nm〜400nm)に近い波長のためエネルギーが強く眼の負担が心配されています。短い波長の光ほど、エネルギーが強い

 ブルーライトは短い波長のため、空気中で散乱しやすく、眩しさやチラツキの原因になります。

短い波長の光は粒子にぶつかりやすく、散乱しやすい

3 現代環境とブルーライト

 テレビや携帯、パソコンのモニターなどの電気機器や、LED照明などは、明るさを出すためにブルーライトを多く発しています。

一般的なLED液晶モニターの分光


ブルーライトカットコートの仕組み

 紫外線カットレンズでは防げないブルーライト(青白い光)を、レンズの表面で反射することで、効果的にカットします。ブルーライトを軽減することで、眩しさを抑えクリアな視界を確保します。
ブルーライトカットコートの仕組み


無色レンズとブルーライトカットコートの分光透過率曲線
 ブルーライトカットコートのレンズは、無色のレンズ(紫外線カット付き)と比べて、ブルーライト領域(波長 380 〜 500nm )の透過率(レンズを透る光の量)が少なく、ブルーライトを効果的にカットしています。
無色レンズとブルーライトカットコートの分光透過率曲線


青色光によるボヤケをおさえコントラストを向上させます
 眼に入った光は波長によって焦点距離が変わります。青い光(ブルーライト)は、短い波長の光のため、網膜の手前で焦点を結びます。通常は、青い光から赤い光までの焦点距離の差が大きいためボヤケがおきてしまいます。青い光(ブルーライト)をカットすることで、焦点距離が短くなりコントラストが向上するので、物が見やすくなります。
ブルーカットコートのほうが、焦点距離の差が小さく、コントラストが向上します。
ブルーライトカットコートの注意点
ブルーライトをレンズの表面で反射させるため、レンズの反射光が青色になります。

※反射光を分かり易くする為、反射しやすい環境で撮影しています。
ブルーライトをカットすることの補色として、レンズに黄味を感じます。
コーティングの特性上、裏面反射やゴーストが
生じる場合があります。
カラー付きの場合、カラーサンプルと
色味が異なって見える場合があります。

れんず屋で販売してのコメント
  • 反射光が気になる、色味が変わったなど、”使えない”と感じ通常のレンズに戻された方は、1%以下です。ほとんどの方が調子よくご使用になっています。
    ※反射光が気になる方は最初からこのコーティングは選びませんので参考値です!
  • 実際の効果には個人差があり、またどのメーカーのレンズが良いかなどに基準はありません。サンプルでの確認をお願いします。
    神保町店には、当店で販売しているブルーライトカットコート全てのサンプルを展開しています。
  • パソコン用として作成する場合には、”適した度数設定”にすることが大切です。
  • 他に、パソコンモニターなどの眩しさをとるレンズとして、カラーの付いた短波長カット染色タイプ(ブルーライトカットカラー)があります。カラー付きになりますが、ブルーライトカットコートよりもまぶしさを抑える効果は強くなります。
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