TOP >>> 選択のポイント >>>レンズ度数の決定方法

A作り方はあなた次第〜レンズ度数の決定方法〜
度数を決めるのは(処方箋・それともあなたの眼)
『度数って?』 『裸眼視力?』 『メガネを掛けた時の視力?』
ご自身の眼の度数をご存知ですか?
【近視】【遠視】【乱視】【老眼】・・・など。 これはあくまでも「分類」です。
『裸眼で0.1』 『メガネを掛けて1.0』 『メガネなし(裸眼)でも1.5まで見える』これは視力です。
度数とは、視力を上げるためのレンズの度合い(強さ)を数値化したものです。
S:球面度数(-近視・+遠視) C:乱視度数(乱視の有無)AX:乱視の方向(軸)(0〜180で表記)
眼の度数とは
「この度数を使用したときに遠くが見える・近くが見えることを示すレンズ度数」を表します。
それでは、度数はどうやって決めれば良い??

●度数を決める3つの方法●
■眼科での処方箋■

一般に、「医師が患者に投与する薬について薬剤師に与える指示書」(大辞泉より)
メガネレンズの場合にも、上記と同じく医療行為としての指示書となります。
眼鏡店では、指示された度数に基づきレンズを加工します。
※処方箋は眼鏡店では発行できません。(検査も出来ません)
⇒医療に従事する資格がない。 ⇒眼鏡の度数を決めることは眼鏡店では出来ません。
※処方箋がある場合には、医療行為としてその指示・度数でメガネレンズを作製します。
処方箋の一例
処方箋サンプル
上段:DISTANCE(遠用) 下段:READING(近用)
SPH:球面度数(-近視・+遠視) CYL:乱視度数(乱視の有無)
AXIS:乱視の方向(軸)(0〜180で表記) PD:瞳孔間距離(左右の黒目の距離)
遠用PD:遠くを見た時のPD 近用PD:近くを見た時のPD

◆処方箋でメガネを作成する場合
処方箋度数での見え方の確認をテストレンズでします。
処方箋をご持参された場合、眼鏡店での視力測定は原則として、実施致しません。
※処方値と測定値の違いから選択の混乱を避ける為。
※医療行為の妨害に当たる為。
ご確認後→ご承諾→決定(製作)
【ご注意】
※処方箋にて加工を依頼された場合には、眼鏡店で視力測定をしていない為、
  見え方に対してのご相談や度数の変更など出来ない場合があります。
※処方箋指定の場合にて十分に見え方のご確認をしてからご依頼下さい。

■同じ度数(KB値)■
Q1.『今使っているメガネと同じ度数で作って下さい!』
A1.何本もメガネをお持ちの方で良くある決め方です。

Q2.『遠近両用レンズの場合でも、同じ度数でできますか?』
A2.れんず屋としては、オススメ致しません。

Q3.『どんな時なら同じ度数で大丈夫?』
A3.近視・遠視や老眼鏡などの単焦点メガネ

■眼鏡店での視力測定■
眼鏡店でできること。
1.視力測定とそれに基づくご提案
2.今までのメガネレンズの度数・視力の確認・目的に合った見え方の改善やご提案など。
3.ご希望のレンズ種類での比較・体験・レンズのご説明。

◆眼鏡店では【検査】ではなく、【測定】です。
※眼鏡店でも眼科と同じ機器を使って度数を測ります。
◆測定データに基づき、お客様の希望の見え方の度数提案をします。
◆その度数の見え方を参考に、度数に強弱を付け、比較・検討して作るメガネの度数を決めていきます。
◆最終的な度数・レンズ種類の決定は眼鏡店側はできません。
◆度数・レンズ種類の決定はあなた自身(眼)がされることです。

【眼鏡店】は今までのメガネの度数・測定度数・処方箋度数と見え方を基に、目的・見え方の改善のご提案と比較・体験をするお店です。

遠近両用レンズの度数を決めるには、
@眼科での視力測定 A眼鏡店での視力測定
この2つの方法があります。
どちらにしても、十分に見え方の体験・比較(遠近両用専用テストレンズ)が重要です。
【快適・最適】なメガネレンズの選択をするのは、
あなたの『眼』だけです。
それでは、どうやって【快適・最適】なレンズを選べば良いかをご説明させて頂きます。