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古屋レポート
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『れんず屋』代表 古屋 和義
最新レポート 2016年8月9日『CROSSBOW GASKET』

CROSSBOW GASKET



 実際に「クロスボウ ガスケット」を使ってみました。また、曇り止めクリーナの効果も体験してきました。

1 ガスケット?
 サングラスタイプの ESS「クロスボウ」をゴーグルタイプにするパーツです。風や埃、浮遊物の侵入から眼を保護します。
※ESS クロスボウについてはコチラ

2 ガスケットの取り付け具合について
  • 注意!説明書を確認して丁寧に行ってください。無理に取り付けしようとするとガスケットが破損する可能性が高いと思います。
  • メーカーの説明では『必要のない場合には取り外してください』とありますが、何度も取り外しを行うよりは「ゴーグル仕様」として使われるほうが長持ちすると思います。
  • ノーズパッドは、3タイプ(ノーマル・ミドル・ハイ)すべてに対応します。
    「ノーマル」「ミドル」の取り付けは簡単ですが、「ハイ」の取り付けにはコツが必要です。
  • 度付インサート(P2B・U-RX)にも対応しています。通常よりもノーズパッドの部分が入りにくいと思ってください。

3 実際に使ってみて・・・・の感想
  • 私は「U-RXインサート度付(無色)」、友人は「ノーズパッドのノーマル」を使用。

    クロスボウのレンズには曇り止めの「Flow Coat」付。
    ガスケットを装着して高温多湿の条件でサバイバルゲームに参加しました。
    ※2016年7月31日 一日で3キロ痩せるほどの暑い日でした。
  • 私のインサートの度付レンズは、右(フォグテック)、左(アンチフォッグ)を付けて、曇り止め効果も体験しました。

  • 装用感は、通常の「ゴーグル」より圧迫感がなく快適です。
    • 側方の見え方は非常に良いと思いました。
    • 下方向のアイテムは残念ながら見えにくい状態になります。
    • ガスケットが顔に当たることで固定されている状態です。鼻にノーズパッドが乗っていない状態なので、鼻周辺にスキ間ができBB弾の侵入の可能性がありました。
      ノーズパッド「ミドル」や「ハイ」のほうがスキ間が少なくなり安心と思います。
    • 曇り止めの「Flow Coat」が付いた新品のレンズを使用しましたが、停止していると熱気がこもって若干曇りました。長期間使用したレンズだともっと曇るのかな?
    • ガスケットを付けたことにより重さがでるため、激しく動く場合にはストラップを付ける必要あり!
  • 「クロスボウ ガスケット」使用後の個人的な意見
    • 室内フィールドでの使用や、安全性を考えると便利なアイテムだと思います。
    • 定価 ¥6,900(税別)はケースがついての価格です。
      ケースなしで ¥3,000位でしたら最高です!
      耐久性が不安です。(複数購入するとケースがあまってしまいます。)
    • ガスケットを付けた状態だと付属のケースに収まりにくいです。一回り大きなケースを用意すると便利です。
    • 今回はサバゲーでの使用ですが、風や埃などからの保護にどの程度有効かの検証は出来ませんでした。特に鼻の部分からの侵入の可能性は高いと思います。

4 曇り止めについて
 近視の私にとってサバゲーでの曇り止めは必須アイテムです。汗で曇ってしまうと全くゲームになりません。
 今回は、インナーのレンズに「FOG TECH(フォグテック)」「ANTI FOG(アンチフォッグ)」を試したのでご紹介します。


  • 全般的なご注意
     今回のクロスボウのレンズには防曇加工の「Flow Coat」が付いています。この様に防曇加工のしてあるレンズに曇り止めは使えません。
     長時間使用して、当初の防曇加工効果がなくなってからご使用ください。
  • 『FOG TECH(フォグテック)』はレンズ全体に薄く均一の膜をつくり曇りを防ぎます。拭いたりすると効果は無くなります。
    • 写真のように薄く膜を感じます。
    • 撥水コートの付いた眼鏡用レンズには使用できません。今回は撥水コートなし(マルチコート)の眼鏡用レンズで試しました。
  • 『ANTI FOG(アンチフォッグ)』は撥水コート付きの眼鏡用レンズにも対応します。きれいにふき取っても効果があります。
  • 比較しての感想
    • 『FOG TECH』のほうが効果の持続性があります。時間がたつと膜の一部がすこしづつ取れていきますが視界を維持します。
    • 『ANTI FOG』は透明感があります。また、撥水コートが付いた眼鏡用レンズに使えるので便利です。出来ればゲームごとに塗りなおすのが良いと思います。
     『FOG TECH』は慣れている方にオススメの製品と思います。塗り直しの際には一度水洗いが必要なことや、均一に膜をつくるのに慣れが必要です。

4 クロスボウ ガスケット の度付について(RXインサート)
 「クロスボウ」は3種類の「RXインサート」が対応しています。「ガスケット」を装着した場合は、「P-2B」「U-RX」は対応していますが、「Vice」はガスケットに対応していません
  • 『Viceインサート』
     RXインサートとして「れんず屋推奨」の製品ですが、メーカー説明ではガスケットに対応していません。(※無理をすれば取り付けは可能でしたが推奨はできません!)

  • 『P-2B』『U-RX』はガスケット対応です。
     ガスケット未装着時に使用すると、レンズが目に近くなるため「れんず屋」ではオススメしていませんが、ガスケット装着時は、ガスケット部分が顔にあたり固定され、RXインサートが目から離れるため使用可能となります。
    ※レンズが曇りやすい環境となるため、防曇コートのレンズをオススメします。
  • 『P-2Bインサート』 そり角約20度
     ガスケット装着時は全く目にあたりません。(※未装着時でも目にあたらない方もいます。)そり角が強いので、見え方を考慮し「そり角補正」のついたレンズを推奨します。
  • 『U-RXインサート』 そり角はほとんどありません。
     ガスケット未装着時は一般的な日本人には目が当たるため使用は厳しいと思いますが、装着時には問題ありません。常にガスケットを装着して使用される方には良いと思います。そり角がほとんどないため、通常の球面レンズでも見え方が問題なく、レンズ作成の金額を抑えることができます。


 RXインサートは3タイプともに特徴があります。実際に現物を確認してからの購入とレンズ選択が重要だと思います。
ご不明点などございましたらお気軽にお問い合わせください。